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彼が仕事に行くのを見送ったあとは、チェックアウトの時間まで部屋でぼーっとしてた
11時ごろ、ホテルを出たあとデパートの7階にある不二家のホットケーキを食べた
GWを楽しむ親子連れで溢れ返る中1人でホットケーキを注文するのはちょっと恥ずかしかったけど、2種類のはちみつをつけて食べるホットケーキはふかふかで格別に美味しかった
元気が出たので、銭湯に行くことにした
帰り道の途中にある銭湯で、一度も行ったことがなく気になっていたので寄り道して帰るのにちょうど良かった
入り口付近でよぼよぼおじいちゃんに声をかけられた
「今日は混んでるよぉ〜」
「そうですね」
こんなとき、会話は何ラリーくらいすればいいのか未だに正解がわからない
靴を靴箱に入れ、タオルを受け取って、お風呂がある2階へ向かうと、畳の休憩処があった
大きめの窓には線路と電車 空が明るくてとても居心地が良かった
本来は湯上がりにまったりする為のその場所に真っ先に座り、そのうち寝転んだ
12時過ぎ
彼がお昼休憩に入って、1時間LINE
予約のキャンセルが入った隙に休憩を取ったよ、と言っていた
彼の食欲が戻らないらしい
私のせいだよな
申し訳ないな
頑張るね、と仕事に戻るLINEを受け取ったとほぼ同時に眠りに落ちてしまい、そこから3時間くらいお昼寝をした
16時ごろ、やっと女湯の暖簾をくぐり、お風呂の中へ。
露天風呂の種類が多くて、天然温泉もあって、かなり良かった。
とくに壺湯がお気に入り
お湯の温度があつめだったから、強く吹く風が心地良かった
温泉っていい匂いよね
やっぱりそこにも子供が多くて、自分の幼少期を思い出したりしてた
特にうちの家族は昔よく銭湯に行っていたので、何個も思い出がある
さまざまな記憶が思い起こされて、なんだかんだで無事に大人になってしまったんだなあなんて考えてるうちにまたうとうとしてきてしまったので、これはいけないと思い、お風呂を出た
お風呂あがりに飲むキンキン冷えたいちごオレは、これまた格別。
ビンのものもあったけど、あれは恐らく牛乳感が強いので、缶のものにした
色は綺麗なピンク色で、加工がかった甘味がとてもおいしい。
家に帰ってきて、軽く掃除をしたあとは、また彼と電話
完全にいつもの2人に逆戻りしてるけど、今は何も考えたくないので、流れる方に流されていきます…
まあ、私らしいっちゃ私らしい
彼が大好きでごめんね、私